劇場版『PSYCHO-PASS 恩讐の彼方に』感想

劇場版『PSYCHO-PASS 恩讐の彼方に』観てきました!!

 

 

 

 話の内容的には劇場版第一弾のその後の狡噛を追った話なのですが……

 

 

 皆さん如何でしたか?

 

 

 僕個人的には次作への伏線として機能していた作品だと感じました。

 

 

 物語自体は単調ではなく整合性が取れているのですが、衝撃度については、アニメ第1期を上回るものはなかったという印象です。

 

 今回の作品は副題の恩讐の彼方にという同名の小説のプロットにちなんだストーリー展開がなされており、その小説内で描かれている”憎しみ”という概念をPSYCHO-PASSのみに登場する異質な要素である狡噛が背負い解決する。という形でパロディチックに描かれているところに面白さを感じました。

 

 

 作画についてはやはりギルクラ、進撃を手がけているIGさんだけ有って粒子チックな光の描写が非常に幻想的だと感じました。

 それと車、銃などの機械に躍動感を持たせるような作画、演出も非常にモダンな印象でした。

 

 

 不満な部分としては僕が感じたのは狡噛、フレデリカをはじめとする公安に関係する人間以外の当て付け感が少し気になったくらいです。(まあ、フレデリカも実は雑賀先生の教え子など当て付けは鼻につきましたが……)

 

 でもそのフレデリカのおかげもあり狡噛が日本で再び日の目を見ることになりそうなので彼女には感謝です!

 

 

読者(いれば)の方も恣意的でも良いのでこの作品に対して感じたことがあればコメントしてみてください!議論しましょう!